ミルクの写真

昨夜の23時7分












私の愛犬であるミルクが、お空にとびたちました。

推測ですが、11歳くらいだったと思われます。




一昨日から急に調子が悪くなっていました。
いつもは、犬の部屋に居るのですが、心配なのでリビングに連れてきました。
息が荒く、水も飲めなかったのですが、夕方には少し回復して、
私と母が見守る前で、水を飲めるようになりました。
そして、夕食の匂いに立ち上がったり、
その時は、もう大丈夫だろうと思いました。

私は2階にピアノを弾きに行き、母は同じ部屋で仮眠を取っていました。
私がたまたま1階に下りてきて、ミルクを見たら、
ミルクが私に甘えようと立ち上がりました。
ですが、後ろ足が言うことを聞かないみたいで、すぐへにゃっと座り込んでしまいました。
そこからミルクに話しかけながら、なでていると、
急に発作が起きて…
私と母の目の前で亡くなりました…。

今思うと、最期に水を飲んだり、立ち上がったりしたのは、
私たちを心配させたくなくて、無理してやってくれたのではないかと思います。

ずっとずっと、泣かぬまいと思っていましたが、
そんなことを考えると、堰を切ったように涙があふれ出しました。

ミルクとよく遊ぶようになったのは、私が小学6年生の時からでした。
その時、母が腰痛で寝たきりになってしまい、
そのリハビリがてらに、近くの山に遊びに行ったのがきっかけでした。
それから、中学時代は毎週のように山に行き、ミルクと過ごしました。
カサカサした落ち葉の上が大好きで、しっぽを振りながら嬉しそうにはしゃいでいたのが、
まるで昨日のように思います。
高校に入り、母も仕事を再開し、一気に時間が無くなってしまい、
山にはあまり行かなくなりました。
ですが、ピアノや勉強で行き詰まった私を見ると、
母が散歩へ行こうと促し、ミルクと遊んで気分転換していました。

そんな矢先の急な他界でした…。

今までのミルクとの思い出が、走馬燈のように頭に浮かびます。

ミルクと走って、「待て」を覚えさせたり…
ミルクの頭にフリスビーがかすったこともあったり、
ミルクと遊んでいて、私が疲れてミルクを枕にして寝てしまったことも…。

何をしても怒らなくて、とにかく健気で、明るくて、
こんなに性格の良いわんこは居ないと思うほどでした。

ミルクは、もう居ませんが、
私の心の中で、永遠に生き続けることでしょう。

最後に…


今までありがとう。
ミルクのことずっとずっと忘れないよ!
大好きだよ!


milkの日記 管理人 milk93