2011年は、今までで一番生活が変化したでした。

4月から音大生になって、生活が大きく変化しました。

音高に通っていた私は、音楽科目の授業を受けることなどは慣れていたものの、
とにかく通学距離が格段に長くなったのは大きかった…。
家の経済状況を考えても、絶対に下宿は無理。
そうは分かっていっても、下宿に憧れたし、だから練習時間がとれないって思った。

でも、そんなの言い訳に過ぎないって、同級生の演奏を聴いて実感した。

4年間で、どんなコンクールに出ようか、どの曲を弾きたいか考えた。
そうすると、いかに4年間が短いか分かったし、
どれだけ努力しなくてはいけないかも分かった。

4年間で何らかの実績を上げないと、
それから先、学校で勉強することが出来ないかもしれない。
追い込まれて、焦る自分の気持ちと相反して、
上達しない自分のピアノに、ますます焦る気持ちに拍車がかかった。
それに、加えて秋に腰を痛めた。

ピアノを弾く姿勢が一番負担がかかり、
もう本当にピアノを元のように弾けるようにならないのではないかとか、
最悪ピアノをやめなければいけないのではないかとか、
そこまで考えて、一人で泣いたこともあった。

でも、ある整体に行き始めて、状態が一気に回復して、
ピアノも今まで通りとは行かないけど、かなり弾けるようになった。
少しでも長く弾けたときは、あまりの嬉しさに涙が止まりませんでした。

この1年、整体の先生や、友達、家族、親戚、先生方、たくさんの出会いを通じて、
いかにいろんな方々に支えられているかということを知った。

東北の大震災の被害を見て、明日命を落とすかもしれないという現実があることを知ると同時に、
音楽をやっている人間として、何が出来るかを考えるきっかけになった。

私には小学生の頃から変わらない大きな夢があります。
来年も、貪欲に学び、成長し続けられるように頑張ります!